私は「一回見る」んじゃなくて「何回か話して」惚れます。

いわゆる一目惚れという奴ですね。
一目見た瞬間、まるで雷に撃たれたかのような運命的な直感に襲われるんでしょう。
ああ、この人こそが運命の人だ。
そんな感じの感情が脳内を駆け巡り、心臓を鷲掴みにしてしまうんでしょう。
それはさぞかし素敵なことなんでしょうね。
しかし残念ながら、私の場合そういった神がかりのような恋は経験したことがありません。
そりゃあ、例えば街なかで綺麗な女性とすれ違ったり、学生時代に可愛い子がいないかなあなんて思いながらチラチラ女の子の方を見る、というようなことはしていました。
だけど結局、ただとある特定の女性を見ただけで、その人のことで頭がいっぱい、なんて風になることは生まれてこの方一度もありませんでした。
そりゃあ私だって男ですから、「こういう女性と一夜を共にしたら素敵だろうなあ」くらいのことは思ったりしなくはないですが、それは恋とは違うじゃないですか。
私の場合、どうしてもその人の内面を見ようとするところがあるんですよねえ。
内面といいますか、身も蓋もなく言ってしまえばその人と話をしていて面白いか、という点です。
別に話題が合わなくったっていいんですよ。そういう「面白い女性」というのは、何回か話をしてみると分かるものです。
私はどちらかと言えば理屈っぽい人なのですが、そういう「理屈」の外にでるような返しをしてくる人に、私はドキッとします。
こういう感性をしてくる人がそばにいてくれいたら、さぞかし人生が楽しいんだろうなあ。
そんな風に思わせてくれる女性を、今も、昔も、これからも探しているように、私は思います。