いつかしてみたい、少女漫画のような出会い

少女漫画みたいな出会い、もちろんしてみたいに決まっています。イケメンな男の子と運命的に出会い、初めはいがみ合いながらも少しずつお互いに惹かれあっていく、そんな王道中の王道の出会いを一度でいいからしてみたいです。でも実際は、そんな出会いどこにも転がっていないし、そもそもイケメンが身近にいないし、いたとしてもそういう男性には既に相手が決まっているものです。そして、自分はそんな男性につりあうような女性であるという自信ももちろんありません。
女性が少女漫画のような出会いや恋愛に憧れるのは、単に男の子がひたすらかっこよく理想の男性であるということだけではないかもしれません。少女漫画の主人公は、大抵の場合「どこにでもいる普通の女の子」。その条件に女性は強く共感し、もしかしたら自分にもいつかこんな出会いがあるかもしれないと期待してしまうのです。そして大人になればなるほど、現実と漫画の世界の相違に気づかされてゆくのです。私も例外ではありませんでした。大人になった今では、そんな出会いに憧れこそすれ、本気で期待するような純粋な心はもうどこかにいっていましました。